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男の絶対的な急所、金玉。それを責める女性たちのお話。


記者  本日は、今年の3月に100人抜き組手を達成し、本誌の4月号でインタビューをさせて頂いた橘サヤカさんに、またお越し頂きました。サヤカさん、よろしくお願いします。

サヤカ  お願いします。2回目ですね。

記者  はい。前回の反響が、我々が想像をしていたよりも大きくて、またこうしてお話を聞かせて頂くことになりました。

サヤカ  そうなんですね。前回、本になったものを私も読ませて頂いたんですけど。半分以上、金的の話しかしていませんでしたね(笑)。100人抜き組手の記事だったのに。

記者  そうなんです。その金的の話題に関する問い合わせがすごくて。もっとその話題で、サヤカさんにお話を聞かせて頂きたいという方がたくさんいるようなんです。

サヤカ  本当ですか? みなさん、金的を蹴りたくてウズウズしてるんですね(笑)。女性ですよね?

記者  はい。ほとんどが女性からの問い合わせでした。そこで、今回はそういった女性の質問や話題に、サヤカさんに答えて頂くというカタチで、進めさせてもらってよろしいですか?

サヤカ  はい、大丈夫です。何でも聞いてください。

記者  それではまず、サヤカさんが最初に金的蹴りを覚えたのは、いつごろのことだったんですか?

サヤカ  小学3年生くらいのころだったと思います。ちょうど、空手を始めたころですね。

記者  空手を始めると同時に、金的蹴りを覚えたんですか?

サヤカ  そうですね。ウチの道場では、男性の師範の他に、女性の師範もいらしたので。その女性師範から、まず最初に教わったのが、金的蹴りでした。金的蹴りは、女性が絶対に覚えるべき重要な技というのが、その師範の持論だったと思います。

記者  なるほど。ではその金的蹴りを、実際に組手などで使用したのはいつごろですか?

サヤカ  えーと、確か小学4年生くらいのころじゃなかったかと思います。中学生の男の子が相手でした。

記者  初めての金的蹴りは、どうでした?

サヤカ  もう、びっくりでしたね。最初だったので、加減が分からなくて。普通の前蹴りのつもりで蹴ってしまったんだと思います。それが、クリーンヒットしてしまったみたいで(笑)。

記者  相手はダウンしてしまったんですか?

サヤカ  ダウンっていうか、もうのたうちまわってしまって。師範がとんできて、すぐに医務室に連れて行きました。私も一応、ついて行ったんですけど。やっぱり、笑っちゃいますよね。小学生ですから(笑)。

記者  そうですね。それは、仕方ないですね。

サヤカ  一応、大丈夫?とか声はかけてたと思うんですけど。顔は笑ってたと思います(笑)。

記者  そこで、サヤカさんは金的蹴りに目覚めたというわけですね。

サヤカ  そうですね。それまでは、金的蹴りはたくさんある技の中の一つという認識しかなかったんですけど。それ以来、これは私の必殺技になるぞ、と思いました。

記者  なるほど。金的は、力のない女性にとっては、大きな武器になりますからね。

サヤカ  そうなんです。組手の勝敗をあまり重視しない人もいますけど、やっぱり私は勝ちたいですから。女性が男性に勝つためには、金的は絶対に必要だと思います。実際に当てられなくてもいいんです。金的に当たれば、一発で勝てると思うことで、女性は心に余裕が生まれますし、男性は警戒して、不用意に攻めてこれなくなると思います。

記者  そこで、駆け引きが生まれるわけですね。

サヤカ  はい。金的蹴りのフェイントを入れることで、攻めてくるのを防いだりすれば、女性でも男性と十分対等に戦うことができると思います。

記者  なるほど。実際に、サヤカさんは100人抜き組手で、多くの男性に勝利していますからね。逆に、女性と組手をする方が、難しいと感じるんじゃないですか?

サヤカ  そうですね。金的の無い女性とやるときの方が、攻め方を考えてしまいますね。100人抜き組手の時も、何人かの女性とは判定になったと思います。

記者  やはり、女性相手だと、一撃で決めるのは難しいですか?

サヤカ  そうですね。男性は、とにかく金的ですから。金的を守らない男性はいないので、ちょっと蹴る真似をすると、すぐに意識が下段に向かってしまうんですね。そうなるともう、簡単で。上段と下段の攻撃を織り交ぜながら、ガードが空いたところで、金的蹴りです。

記者  最後は、やっぱり金的なんですね(笑)。

サヤカ  そうですね。金的が好きですから(笑)。うまく入った時に、ガクッて崩れ落ちていくのが、好きなんです。だから私、実は女性相手の組手よりも、男性相手の方が好きなんですよ。

記者  そうなんですね。でも、相手をする男性にとっては、サヤカさんとの組手は避けたいかもしれませんね。

サヤカ  かもしれません(笑)。

記者  サヤカさんが金的蹴りをするときに、何か心がけていることはありますか?

サヤカ  まず大事なことは、金的を潰さないようにすることですね。金的は男性の最大の急所で、大切なトコロなので。組手などでは、男性機能を失ってしまうことにならないように、気をつけなければいけません。潰さなくても、十分効果を与えることはできるので、大丈夫です。

記者  なるほど。その蹴り方のコツなどはありますか?

サヤカ  私の場合、ビシッと跳ね上げるように蹴るというか、足首のスナップを効かせて蹴るようにしています。その蹴り方だと、潰してしまうこともないですし、その方が、痛いらしいので(笑)。

記者  あまり強く蹴る必要はないということですね?

サヤカ  そうですね。金的は、蹴る力よりも当てるポイントの方が大事なので。できるだけ正確に、力を抜いて蹴るようにしています。あとこれは、男性たちに話したことはないんですけど。

記者  なんですか?

サヤカ  ちょっと痛くしたいなあ、というときには、足の指先を使って、金的をお尻の方からえぐるようにして蹴ったりしてるんです。そうすると、普通に蹴るよりもさらにすごく痛いみたいで(笑)。私のとっておきの技ですね。

記者  なるほど。先日のインタビューでお話していた、「女の二度蹴り」と同じように、サヤカさんの必殺技なんですね(笑)。

サヤカ  そうですね。「金的えぐり蹴り」みたいなもんですかね。私とよく組手をする道場の男性たちは、実験台になってもらっているので、けっこう痛い思いをしていると思います(笑)。

記者  次に、これは一般の女性からの質問なんですが。空手をしていなくても、普段の護身術などで、金的蹴りを使用することはできますか、という質問がありました。これはどうでしょう?

サヤカ  できると思います。先程お話した私の師範は、金的蹴りはすべての女性が身につけるべき技術だとおっしゃっていて、私もその通りだと思います。自分の身を守るためにも、女性は金的蹴りを練習して、積極的に狙うべきだと思います。空手などの経験がなくても、簡単な練習で身につけることができますよ。

記者  具体的な練習の方法などはありますか?

サヤカ  私がよく言っているのは、相手の股間にボールがぶら下がっていることをイメージすることです。男性の脚の間に、小さなボールが一つ、ぶら下がっていることを想像して、それを足でポーンと蹴り上げるイメージですね。サッカーボールのように。

記者  なるほど。実際には、ボールは二つぶら下がっていますよね(笑)?

サヤカ  そうですね(笑)。二つイメージしてもかまいませんけど、狙いがつけにくくなるかもしれないので、一つでかまいません。うまく当たると、フニャッとした柔らかい感触があると思うので、それが金的になります。

記者  そこで、先程お話ししたように、足首のスナップをきかせたりするわけですね?

サヤカ  はい。当たる瞬間に、クイッと金的を持ち上げるようにすれば、痛みは倍増します。でも、そこまでしなくても、十分に痛いと思いますので、そこでその場から逃げる時間などを作れると思います。二度蹴りとか、えぐり蹴りは、余裕があればという方がいいと思います。

記者  金的をした後は、すぐに逃げることが大事ということですね。そういえば、前回のインタビューで、金的蹴りにはタイムラグがあるということも教えて頂きました。

サヤカ  そうなんです。金的に当たったと思っても、男性はそのまま数秒間、痛みがこないときがあるらしいんです。その後、痛みがジワーッと上がってくるらしいんですけど。金的七不思議の一つですね(笑)。

記者  なるほど。サヤカさんは、空手の組手以外でも金的蹴りを使用したことはあるんですか?

サヤカ  たくさんありますよ(笑)。金的蹴りを覚えたての頃は、楽しくて、同級生の男の子たちに毎日のように金的蹴りをしていました。思えば、あれがいい練習になったんだと思います。このくらいの力で当てればどのくらい痛がるのかとか、すごく勉強になりました。練習台になった子たちには悪いですけど(笑)。

記者  そうなんですね。噂によると、サヤカさんには当時、「金的蹴りのサヤカ」というあだ名がついていたとか。本当ですか?

サヤカ  本当です(笑)。それくらい、金的蹴りを練習していましたから。でも、その甲斐あって、高校生の時に痴漢に襲われそうになった時も、撃退することができました。

記者  本当ですか? それは危ない所でしたね。良かったら、そのお話を聞かせて頂けますか?

サヤカ  はい。学校から帰っている途中、歩いている時に、いきなり後ろから抱きつかれたんです。両腕を外から包み込むようにして、ガバッと。当時、そのあたりで痴漢が出ると噂になっていたので、すぐにその犯人だと思いました。

記者  そうなんですか。そんなとき、普通はパニックになってしまいますね。

サヤカ  はい。ですが、私も当時すでに黒帯で、何度も組手をしていましたから。相手が素人の男性なら、絶対に勝てるという自信を持っていました。そのおかげで、パニックにならなかったんだと思います。

記者  男性なら金的を蹴れば勝てるという、あの自信ですね。

サヤカ  はい。でもその体勢から、いきなり蹴るわけにはいきません。最初は、抱き付いている痴漢の足を、踵で思い切り踏みつけました。すると、抱きついている腕が少し緩んだので、そこで肘を曲げて、相手の脇腹に何度も打ち込みました。脇腹も急所の一つですから、痴漢はたまらず手を離して、そこで振り返ることができたんです。

記者  そこで、金的蹴りですか?

サヤカ  いいえ。そのときには、私もかなり冷静になっていたので。相手を観察して、一番いい体勢で金的をきめてやろうと思うようになっていました。というのも、金的はやはり男性にとって最大の急所なので、本能的に守ろうとするんですね。中途半端に当たっても良くないので、せっかくだから、自分の最高の金的蹴りをきめてやろうと(笑)。

記者  冷静な分析をしていたわけですね。

サヤカ  はい。まず、痴漢の顔面に目突きをしました。試合ではもちろん反則ですが、実戦では関係ありません。それに、本当に目に当てる必要はないんです。手の爪でひっかくようにするだけで、相手は視界を奪われます。相手は意識が顔に集中しますので、そこで金的蹴りを入れます。

記者  なるほど。上段と下段の揺さぶりをするわけですね。

サヤカ  はい。でもまだこれで終わりではなくて。その金的蹴りは、ほんの軽く、ポンと当てるだけでした。そこで痴漢の動きが止まったので、それで十分だったんです。その隙に、私は痴漢の背後に回り込みました。

記者  目が見えなくて、股間をおさえている状態ですね。

サヤカ  しばらくすると、痴漢の目が見えるようになってきて、股間の痛みもおさまったようでした。その間、こっちは必死に気配を消して、すぐ後ろでかまえているわけです。

記者  緊張しますね。

サヤカ  はい。でも、正直、ワクワクしていましたね。痴漢はおかしいぞ、と思って、キョロキョロしてるわけです。股間はがら空きの状態で(笑)。実は金的は、後ろから蹴るとものすごく痛いらしいんです。組手とかでは、もちろんそういうことは滅多にないんですけど。

記者  そうなんですか。それは、サヤカさんが実戦の中で身につけた技術ですね(笑)。

サヤカ  そうかもしれません(笑)。そこで痴漢の金的を思い切り蹴り上げてやりました。当時の私はローファーを履いていたので、スパーンって、いい音がしました(笑)。

記者  ついにきまったわけですね。

サヤカ  はい。でもそこで、痴漢の膝がガクッと落ちて、一瞬で気絶してしまったことが分かったので。それではつまらないと思いました。だって、気絶したら、痛くないじゃないですか。ちょっと強く蹴りすぎてしまったなと思いました。

記者  確かにそうですね。痴漢をするような男は、しっかりと懲らしめてやらないと、また女性を襲うかもしれませんからね。

サヤカ  そうなんです。女性代表として、この痴漢には地獄の苦しみを味わわせてやらないといけないと思いました。なので、痴漢の膝が地面に落ちる寸前に、もう一度、金的を蹴り上げたんです。そうしたら、そこで目が覚めたみたいで。ビクッと反応して、その場に倒れてしまいました。私はそこで警察を呼んで、痴漢は無事に逮捕されました。

記者  それは良かったですね。必殺の「女の二度蹴り」がそこで炸裂したわけですね。痴漢の反応は、どうでした?

サヤカ  はい。それはもう、痛かったみたいで(笑)。地面の上をゴロゴロ転げまわって、ちょっと大げさなくらい痛がってましたね(笑)。

記者  なるほど。女性に卑劣な真似をすると、痛い目に合うということを、その痴漢も身を持って知ったでしょうね。

サヤカ  はい。女性に乱暴なことをすると、金的を蹴られるという意識が広まれば、男性も女性に対して暴力的になることはなくなるかもしれません。そういう意味で、我々女性は積極的に男性の金的をねらっていくべきかもしれませんね。

記者  そうですね。これからの男女平等社会にとっては、それは重要なことかもしれません。男性の暴力には金的で対抗する。すべての女性たちにとって、金的が気軽に狙える急所になるといいですね。

サヤカ  私も、そう思います。

記者  次に、サヤカさんの今後の抱負なども聞かせて頂けますか?

サヤカ  はい。今後は、ますます金的蹴りの技術に磨きをかけたいと思っていますが、同時に女性相手の組手も練習しなければならないと思っています。100人抜き組手の時も、手ごわかったのはむしろ女性の方だったと反省していますので。

記者  なるほど。金的のない女性の方が、サヤカさんにとっては強敵というわけですね。それは、金的蹴りをいくら極めても、難しいですね(笑)。

サヤカ  そうなんです。女性にも金的があるといいんですけど。でも、そうなると私も金的を蹴られちゃいますね。それはお断りしたいなあ(笑)。

記者  確かにそれは嫌ですね(笑)。それでは、最後の質問になります。サヤカさんにとって、金的とは何ですか?

サヤカ  金的とは、神様が女性に与えてくれた、最大のチャンスといえるかもしれません。試合で不利な場合でも、最後まであきらめずに金的を狙うことで、逆転できることがありますし、危険な目にあった場合でも、相手の隙を突いて金的を攻撃すれば、危険を回避することができるはずですから。女性のみなさん、あきらめずに常に男性の金的を狙ってください。

記者  今日はどうも、ありがとうございました。

サヤカ  ありがとうございました。



終わり。


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